相場に張り付く必要なし?ほったらかしで利益 自動注文
自動注文をしかけておけば、
相場に張り付くことなく
トレードが可能です
今回は自動注文の種類を紹介
IFD注文
IFD(イフダン)注文とは、エントリーと決済のの注文を一度に出すことができる注文方法です
IFD注文とは、IF+Doneの略称で、もし(If)~になったらエントリー(Done)するという意味です。
「もし、**になったら新規で買いたい。そのあと**になったら売りたい」というように、
新規注文(指値注文 or 逆指値注文)と決済注文を同時に発注する注文方法です
111円で(新規)買い注文
112円で利益確定注文
注文が通るとこんな画面です
※画像は外為ジャパンのもので証券会社により異なります
買いと売り、もしくは売りと買いを一括で注文しておけるので、忙しくて取引画面をあまり確認できない人でも取引を行えます
指値を使って、利益を確定するために使ってもいいですし、逆指値を使って損失を最小限に抑えるために使ってもいいでしょう。
OCO注文
OCO注文は、英語では「one cancels the other」の略
どのFX会社でも発注できます。
一方の注文が約定したら、もう一方の注文はキャンセルされる注文方法です
その頭文字をとって「OCO注文」です
OCO注文では2つの方法があります
1つ目は、新規注文のOCO注文
2つ目は、決済注文のOCO注文
最もポピュラーなのは、すでに保有しているポジションに対して、
決済注文を出すときです
たとえば、1ドル100円でドルを買ったとしましょう
当然、ドルがさらに上がると思ったから買ったわけですが、
予想がハズれて下落してしまう可能性もあります。
そこで、
①「1ドル101円まで上がったら売り決済」という指値(リミット)注文①、
②「1ドル99円を下回ったら売り決済」という逆指値(ストップ)注文②、
を同時に発注。
ドルが上昇して、1ドル101円に到達したら、①の指値注文が約定
同時に入れていた②の逆指値注文はキャンセルされます
逆に、為替レートが1ドル99円を下回ったら、
②の逆指値注文が約定して、①の指値注文のほうがキャンセルされる、
というのがOCO注文の仕組みです
機械に損切をさせるのが良い
プロスペクト理論により、自身で損を認めるのは難しい
そんな時は機械に損切をしてもらうのが一番です
正しく損切をして次の取引に備えましょう
エントリーと同時にOCO注文を使って、
利益確定と損切りのエグジット地点を事前に決めてしまえば、
そんな「塩漬けトレード」にならなくて済みます
新規ポジションを持ったら即
OCOを使って決済注文を出しましょう
OCO注文は決済注文だけでなく、新規注文にも使えます
注文は、現在のレートより上のレートと下のレートに、
それぞれ1つずつ注文を仕掛けるイメージです
現在レートより下のレートを指定して発注できるのは、
「買いの指値注文」(〇〇円まで下がったら買う)か、
「売りの逆指値」(△△円以下まで下がったら売る)、
上のレートを指定して発注できるのは
「売りの指値注文」(〇〇円まで上がったら売る)か、
「買いの逆指値注文」(△△円以上まで上がったら買う)
IFO注文
「IFD注文」と「OCO注文」を合わせたのがIFO注文です
例えばドル/円100円で新規注文を出してポジションを保持したと同時に102円と99円の売り注文を出します。
そのままドルが上がり102円をすぎれば2円の利益が確定します
逆に予想が外れてドルが下がり99円を切れば1円の損失確定してロスカットします
このように新規注文から狙った利益を追求しつつ、万が一相場が不利な方向に動いた時もある程度の損失を限定しておく注文が同時に予約できるのがIFO注文の特徴です
まとめ
・自動注文を入れておけば相場に張り付く必要がなく、トレードが可能である
・特にOCO注文による逆指値注文は塩漬けトレードを避けるのに有効である
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